美術家の⼩曽川瑠那⽒と共に、
耐熱強化ガラスを使ったガラスのジュエリーを制作
―くらしを燈すアート作品—
23SSコレクション「ENGRAVE」では、コレクション美術家の⼩曽川瑠那⽒と共に、耐熱強化ガラスを使ったガラスのジュエリーを制作しました。
⼩曽川⽒の作品の特徴である花びらをモチーフにしたジュエリーは、
作家⼀⼈が操る多様な技法で作られています。
伝統的な切⼦技法と、マットな質感と光沢とが同居する唯⼀無⼆な佇まいが完成しました。
⽿元で花が揺れ、耽美的な美しさを表現しています。
⾝につけられるアートジュエリーとして、⽇々の⽣活を豊かなものにしてくれますように。
すべての作品はアーティストにより⼿作業で作られているため、
⼀点⼀点仕上がりが異なります。
世界にたったひとつの作品をお楽しみください。
<⼩曽川 瑠那⽒コメント>
私は主にガラスで、「⽇常で忘れられがちな⼤切な事柄を留めるために、記憶を記録する」作品を制作しています。
それは私にとって「記憶を ⼼に刻んでいく⾏為」と捉えており、今回【ENGRAVE】というテーマでララガンと⼀緒に創作できたことをとても嬉しく思っています。
植物など⾃然物を作品のモチーフにすることが多いのですが、今回のアイテムにはその有機的なフォルムが反映され、ガラスの様々な技法もぎゅっと詰まっています。
ガラスを⾼温のバーナーで熔かしながら吹く→ねじる→切る。冷却後に切⼦加⼯を施し、再びバーナーで炙って光沢を出しています。ねじり加減と艶出しのコントロールが難しく、⾼橋さんと対話を重ねながら、フォルムと⾊の濃淡、質感にこだわって制作しました。
コラボレーション作品が、皆様の⼼の琴線に触れるようなものになっていたらこの上なく幸せに思います。
“RUNA” GLASS NECKLACE ¥66,000 tax included
“RUNA” GLASS EARRINGS ¥49,500 tax included
※シングルイヤリングです
<⼩曽川 瑠那氏プロフィール>
美術家。1978年愛知県⽣まれ。2002年武蔵野美術⼤学⼯芸⼯業デザイン学科プラスチックコース卒業後、菅原⼯芸硝⼦株式会社製造部勤務。2006年オーストラリア国⽴⼤学 交換留学、富⼭ガラス造形研究所研究科、⾦沢卯⾠⼭⼯芸⼯房修了。現在、岐⾩県⾼⼭市在住。⾶騨⾼⼭に移住後、⻑い時間をかけて育まれてきた⾃然豊かな⼟地と、地に根づく暮らしに魅了されている。経年劣化しないガラスを儚い命や記憶を保管するための記録媒体と捉え、命・記憶・⾵景など、⾒えないものや変化して いくものをガラスで記録している。国内外の美術館やホテル、空港等に作品が収蔵され、フラウエナウガラス美術館、東京都美術館、富⼭市ガラス美術館等の企画 展に出品。国際芸術祭にも積極的に参加。